サランヘヨ
韓国ドラマに出てくる韓国人彼氏は、まるで呼吸をするかのように甘い言葉をささやきます。そのため、韓国語が話せない方でも「사랑해요(サランヘヨ・愛してる)」という言葉だけは知っていたりします。
このようなドラマのイメージからか、韓国人男性はロマンチックだ、愛情表現が豊かだ、というようなことも言われますよね。では実際はどうなのでしょうか?
もちろん現実でも「サランヘヨ」という言葉は使われます。毎日のように言う人もいますし、プロポーズや記念日などの特別な時にのみ使う人もいます。私の夫は、泥酔した時にだけ連発します(笑)
その他にも確かに、ときめいてしまう言葉が日常的に使われています。そこで、実際に韓国人夫に結婚前に言われた胸キュンな韓国語をさらに4つ、エピソードと一緒にご紹介します。
イリワ!
「이리와(イリワ)」という言葉。日本語で「おいで」という意味ですが、これは抱きしめる前に使うのです。空港で再開する時に両手を広げてイリワ。道を歩いている時、車道側から守るように手を引きながらイリワ。レストランから出た後、肩をぐっと引き寄せてイリワ!典型的なのに、どんなシーンでもキュンとしてしまう一言です。
ポゴシプタ
次に紹介するのは「보고싶다(ポゴシプタ)」。「会いたい」という意味です。私たちは出会って半年ほど、日本と韓国で遠距離恋愛をしていました。ちょうど秋から冬へと移り変わる人恋しい季節。彼に会いたくてたまらず、寂しくて泣きながら寝た夜も。
ある朝、カカオトークに「ポゴシプタ」というメッセージが入っていました。時間は明け方の4時23分。彼も同じ気持ちでいてくれるんだと、繋がりを感じた重みのある言葉です。
キヨウォ
そして「귀여워(キヨウォ)」。「可愛い」という意味です。女性ならいつ聞いても嬉しい言葉ですよね。実は韓国人男性は、女性の外見や容姿をよく見ています。それはもう、恐ろしいほどの観察力で。「化粧浮いてない?」とか「前髪切ったほうがよくない?」とか、なんなら「整形したら?」などと彼女に平気で言うこともあります(笑)
その分、メイクをちょっと変えてみたり、いつもと違う雰囲気の服でデートに行くとすぐに気がつき、キヨウォを連発してくれます。外見に厳しい分、しっかりと褒めてくれるのも韓国人男性の特徴かもしれません。
サランスロウォ
「사랑스러워(サランスロウォ)」。これは「愛おしい」という意味。日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、K−POPの歌詞にも頻出しているように、韓国人男性もよく言います。
例えば韓国人男性はサプライズをすることで有名。でも、されることには慣れていないようです。さりげなくプレゼントをあげたり、記念日にメッセージを書いてあげたりすると、まるで子犬や子猫を愛でるかのように、頭をこねくり回され「アイゴ〜ウェイロッケサランスロウォ?(も〜なんでこんなに愛おしい(ことする)の?)」などと言われることも(笑)
このように、韓国人男子が甘い言葉を囁くのはドラマだけでなく、現実世界でもよくあることなのです。