年末年始にかけて忘年会や新年会で居酒屋を利用される、という方も多いのではないでしょうか。実は韓国ではここ最近、空前の日本風居酒屋ブームが起きています。韓国の方は日本の居酒屋で何を注文しているのでしょうか?そこで日韓夫婦ライターのクムクムが現地の様子をお伝えします!
空前の居酒屋ブーム?
韓国旅行中、日本語の看板が書かれたお店を見かけたことはありませんか?韓国では寿司、うどん、ラーメン、トンカツなど、本格的な日本料理が食べられるお店がたくさんあります。店名にそのまま日本語の漢字やひらがなが使用されていることも。私が見た中では、「いつだつ」や「東京」といった珍しい名前のお店もありました(笑)
この中でも、日本風居酒屋は発音もそのまま、「イザカヤ」として大人気。この頃、渡韓する度に新しいお店が次々と開店しています。韓国の方になぜ日本風居酒屋に行くのかと聞いてみたところ、「静かに落ち着いて話したり、ゆっくりお酒が飲める」からだそう。
韓国人から人気の居酒屋メニュー
では、韓国の方は日本風居酒屋で何を注文しているのでしょうか?まず人気なのはキンキンに冷えた生ビール。実は韓国では、泡を箸やスプーンで掬って捨ててしまう人も。でも日本に旅行後に泡の魅力にはまり、この泡を求めて集まる人も増えたそう。また、韓国ではハイボールも大人気。日本ではハイボールは無糖ですが、韓国では甘くして飲むのが特徴です。
次に人気がある料理は唐揚げやお好み焼き。また焼き鳥やお刺身、枝豆や豆腐料理も好まれているそう。ちなみに私は義父母と一緒に韓国の日本風居酒屋に行った時、「日本の名物」として、義父が「このわた」を注文してくれました。このわたとは、ナマコの腸を塩辛にしたもの。産まれて初めて食べました(笑)
日本風居酒屋のメニューは日本とほぼ同じなので、辛いものが苦手な方、お子さん連れの方、日本が恋しい在韓日本人の方にもおすすめかもしれません。