韓国オタクが説明する韓国史【4】三国志から統一まで

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こんにちは。在韓5年目のライターHAZUKIです。普段は韓国で日本語を教えたり翻訳をしたりしながら生活しています。勝手にシリーズ化した韓国オタクが説明する韓国史も4回目です。今回は、韓国三国志時代から高句麗統一までを紹介します!

韓国オタクが説明する韓国史【4】三国志から統一まで 韓国オタク

三国時代とは

韓国史でいう三国時代と言えば百済(くだら)、新羅(しらぎ)、そして高句麗(こうくり)です。高校で世界史を選択された方なら聞き覚えがある名前ではないでしょうか。

百済(くだら):紀元前18年から660年末まで。時代によって差はありますが、だいたい朝鮮半島の南西のあたりを支配した国です。三国の中では一番日本との関わりがあった国で仏教が栄えた国です。

新羅(しらぎ): 紀元前57年から935年まで。この後三国を統一し「統一新羅」時代を作りあげる国です。私のイメージとしては「派手な国」ですね。遺跡や王陵などを見てもキラキラ、ピカピカの物が多いです。首都は慶州(きょんじゅ)で、ここは今は観光地としても人気です。

高句麗(こうくり):紀元前37年から668年まで。支配地域はだいたい今の北朝鮮からソウルあたりまでの地域です。かなり上の方の地域なので現在は北朝鮮にある遺跡も多いため、韓国からすると新羅、高句麗に比べてあまり馴染みがない…かもしれません。



この時代を学べるドラマ

朱蒙(ちゅもん)

2006年の作品なのでかなり古いですが、今でも韓国で人気のある時代劇です。ハン・イェジン、ソン・イルグなど有名俳優がたくさん登場します。高句麗の最初の王、朱蒙の人生を描いた作品です。

善徳女王(そんとくじょうおう)

新羅時代の女王、善徳女王の人生を描いたドラマです。2009年なのでこれも少し昔の作品ですが今でも見ている人が多くいる人気のドラマです。新羅時代は、男女平等で女性も力があったことがよくわかるドラマです。



韓国人のこの時代への印象

個人的にこの時代は、波乱万丈で今も残っている遺跡も多いので面白く学べる時代だと思いますが、韓国の人からすると若い人は「修学旅行で行かされた」「おもしろくない」「色々ありすぎて年号を覚えなきゃいけない」というイメージがあるようです。韓国では韓国史が重要科目ですからね…大人になってからテストのためでなく趣味で勉強したり、観光に行ったりするには面白い時代です。