本格的な冬を迎えた韓国。11月下旬頃になると、朝晩は0度〜−5度まで気温が下がりとても寒くなります。しかし、これはまだまだ序の口。12月以降はさらに気温が下がり、外に出ると唇の色が青くなってしまうほど…今回はそんな寒さが厳しい真冬の韓国の豆知識をご紹介します。
〖豆知識1〗家の中はぬくぬくしてしまう暖かさ
韓国の家といえば、外気を遮断してくれる「二重窓」や足元から部屋全体を温めてくれる「床暖房」で家の中は、少し動くと汗がでるほど。また、集合住宅の角部屋は、外の光を取り込むため日中は床暖房の電源を入れなくても、部屋がポカポカで快適に過ごせます。
〖豆知識2〗外に出たら比べものにならない寒さ
建物の中は、汗をかくほど暖かいのですが、建物を出ると耳がキーンとするような冷たい空気でとっても寒いです。このように屋内とは比べものにならない屋外を行き来すると、寒暖差にやられて風邪を引いてしまったり、頭痛してしまうこともよくあります。
〖豆知識3〗霧と路面凍結に注意?
韓国は国の70%ほどが山でできていることに加え、三方が海に囲まれているため、年中通して霧が出やすい国です。朝起きて窓を開けたら一面霧に包まれると、なんだか神秘的に感じますが、朝の通勤時間帯に霧で視界が悪くなると事故の発生も増えるため、注意が必要です。また、冬になると雪や雨で路面が凍ってしまうこともしばしば、さらに気をつけなければなりません。
〖豆知識4〗通勤通学時は、徹底した防寒対策
厳しい寒さの中、通勤をするとなると、外に出る時の寒さ対策が重要になってきます。特に自転車やバイクでの移動時は、マフラー・マスク・耳当て・手袋を着用しておかないとあまりの寒さで後々後悔することに。最近はニット帽と耳当てが合わさった、かわいらしい商品も出ているので、日本から韓国旅行に来る際は、現地調達してお土産に持って帰るのもおすすめです!
〖豆知識5〗韓国の車にも暖をとる仕掛けが?
韓国の車といえば必ずと言っていいほど、座席を温める『シートヒーター』という機能がついています。国内ではこれのことを「엉덩이 따뜻하다(お尻が暖かい)」を略して「엉따」と呼ぶこともあり、真冬の韓国の車移動には、なくてはならないもの。また、手が悴まないように、ハンドルにもヒーターがついている車が多いです。
今回は、真冬の韓国豆知識についてご紹介しました。韓国は、ちょっとしたところに暖を取れる工夫が詰まっていて、ひょっとすると日本の冬より暖かく過ごせてしまうのではないでしょうか?皆さんも冬の韓国旅行をされる際の参考にしてもらえたら嬉しいです。