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【日韓比較】韓国社会の驚きの年功序列事情!友達になれるのは同級生だけ?

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韓国ドラマや映画に出てくる「チング」という韓国語。これは日本語で「友達」と翻訳されます。しかし実は、韓国でチングになれるのは、同級生だけなのを知っていますか?そこで今回は、韓国の驚きの年功序列事情をご紹介します!

チングとは

日本語で友達を意味する韓国語のチング。しかし韓国では、日本とはやや異なる意味で使用されています。なんと韓国では同級生としか友達関係になれないのです!儒教を重んじる韓国では、今も上下関係に厳しく、年功序列を気にする社会。

韓国では相手が年上なら敬語、年下ならタメ口を使うのが当たり前。そのため、日本の友達関係のようなフランクな付き合いをするのであれば、同級生しか難しいのです。



先輩や後輩

では、韓国では年上や年下の友人関係は成立しないのでしょうか。韓国人夫によると、現実的にはやはり難しいそう。例えば、韓国人夫には、韓国でよく飲みに行っていた仲の良い男性がいます。私から見れば2人の関係性は間違いなく友達なのですが、韓国人夫にとっては先輩。理由は、彼が年上だからです。その先輩が「敬語も気も使わなくてもいいよ」と言ってくれたとしても、先輩なので難しい、とのことです。



友人作りの難しさ

そのような友人感覚で育った韓国人夫の悩みは、来日後、なかなか友達ができないこと(笑)厳密には、周囲は韓国人夫のことを友達だと思い、飲み会に誘ってくれています。しかし韓国人夫にとっては、相手が同級生ではないため、お酒を飲みに行っても、自分の話は控え、相手の話を聞き、空のグラスにお酒を注ぎ、追加注文があれば率先して店員さんを呼ぶなど、終始気を使ってしまうよう。

このように、韓国の友人関係には現代でも儒教の考えが浸透していることがわかります。ちなみに私は韓国人夫よりだいぶ年上ですが、一切、年功序列の概念は反映されていません(笑)

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