こんにちは。韓国在住ライターのMimo.です。日本では一般的に、3月が卒業シーズンですが、韓国では2月が卒業シーズン真っ盛り!今回はそんな日韓卒業式の文化の違いを比較していきます。
韓国の卒業式はガウンが定番?
日本では大学の卒業式は、女性は袴・男性はスーツを着用し参加することが多いですが、韓国では男女ともに角帽とガウンの着用が定番です。また、日本の中高生は制服を着ることがほとんどですが、韓国では幼稚園や小学校でも着用することがあります!
卒業生1人1ブーケがマスト
韓国の卒業式は、花束が欠かせない存在。そのため、卒業式の会場入り口には花屋の出店がずらりと並びます。最近では花束の代わりにお菓子や化粧品を包んだ“変わり種花束”も人気です。韓国の卒業式が華やかに感じるのはこういった花束を贈るプレゼント文化の影響もありそうですね。
卒業式後にはジャージャー麺
日本ではお祝いの日には赤飯を食べる文化がありますが、韓国ではジャージャー麺を食べる文化があります。今では手軽に食べられるジャージャー麺ですが、50年ほど前はとても高価な食べ物だったため、引っ越しや卒業などの特別な日にジャージャー麺でお祝いしたそうです。その風習が現在も残っており、卒業式の日に食べるものとして定着しています。
今回は、卒業式当日の服装から食べるものまで、日韓の卒業式文化を比較してみました。今年は新型コロナウイルスの規制も緩和され、久しぶりに通常の卒業式がおこなわれるので、韓国では学生たちのガウン姿、日本では袴やスーツに身を包んだ学生たちが見られそうですね!