韓国には、日本では見かけなかったり、あまり使用しない食材を使った珍しいグルメがあるのをご存知ですか?今回は、そのなかでも日韓夫婦ライターが実際に食べて驚いた3つの食べ物をご紹介します!
ポンテギ
まずはポンテギ。ポンテギとは、蚕のサナギのこと。韓国では、醤油で煮たり、蒸したりして食べます。
20年くらい前はソウル市内でもポンテギの屋台があちこちにあり、何とも言えない虫臭とでもいうのでしょうか……独特な匂いが漂っていました。味は桜海老のようなピーナッツのような風味で、食感はカリカリしています。
日本でも虫を食べる文化があるように、韓国でも好きな人にとってはとても美味しい珍味なのだとか。私はポンテギのビジュアルもさながら、独特の生臭さもちょっと……いえ、結構苦手です。
韓国のレストランや食堂へ行くと、前置きなしにパンチャン(おかず)として出てくることがあるため、注意が必要です(笑)
サンナクチ
次にサンナクチ。韓国語で「生きたタコ」という意味です。なんと手長ダコという種類のタコを、生きたまま食べるのです。
このサンナクチの特徴は、ぶつ切りにした後もタコがうごめいていること……!つまり、口の中で動いたままのタコを噛みながら食べる、とてもワイルドな料理なのです(笑)
味はというと、新鮮であることは間違いないため食感はコリコリとしています。韓国ではごま油と塩につけて食べることが多いですが、タレに浸すとタコが暴れ出します(笑)
美味しいのですが、唇や口の中に吸盤がくっついたり、うねうねとしているため、個人的には正直怖くてもう食べたくありません(笑)ただ、タコが好きな方には病みつきになるようです。サンナクチを食べると「死人が生き返る」と言われるなど、最強の精力剤にもなるそう。
膝軟骨スープ
最後に、膝軟骨スープです。韓国では、韓国語で「トガニ」という牛の膝の軟骨をトガニタン、トガニコムタンというスープ料理にします。こちらも日本ではあまり見かけないメニューではないでしょうか。
膝軟骨スープは、カルビスープやソルロンタンなどのスープのお店にひっそりと存在しています。コリコリとした軟骨は牛すじのような食感。スープはややこってりしていて、塩胡椒でお好みの味にします。飲みやすいうえに、コラーゲンが爆誕すると言われる特別なスープです。
このように、韓国には日本では見られないような珍しいグルメが存在しています。勇気がある方は、ぜひトライしてみてくださいね(笑)