韓国に来た人なら韓国のカフェの多さはご存じかと思います。韓国は世界的にもコーヒーの消費量が多く、私も韓国に来てからコーヒーを飲む量がかなり増えました。今回は韓国人がコーヒーをよく飲む理由についてお話します。
こんにちは。長距離恋愛を乗り越え、日本の大学を卒業後すぐに韓国へやってきた在韓5年目のライターHAZUKIです。韓国では日本語教師として働きながら韓国人夫と猫と暮らしています。今回は韓国のコーヒー事情についてお話します!
韓国人は寒さに震えながらも「アア」を頼む
「アア」という言葉を知っていますか?韓国ではもはや定番になった言葉です。これは「アイスアメリカーノ」の略で、カフェで注文する時には「アア1つ」と言ったりもします。
また韓国には「얼죽아(オルチュガ)」という言葉もあるんですがこれは「얼어 죽어도 아아(オロチュゴドアア)」を略した言葉です。日本語訳すると「凍え死んでもアア」です。本当に真冬の寒い時期でも凍えながらアアを飲むのが韓国人です。
韓国でコーヒーが流行った時期
韓国では昔からコーヒーを飲んでいたわけではありません。諸説ありますが、韓国の高度成長期(1960年以降)にコーヒー文化が浸透していったという話があります。この時期は休まずにずっと働いていた人が多く、ガソリンとしてコーヒーを飲んでいたと60代の生徒さんが話してくれました。
韓国人にとってコーヒーとは?
韓国人にとってコーヒーはもはや水です。「リラックスしたいから」「気分転換したいから」というよりも、常に横にないと不安なものといった感じです。
韓国は日本よりコーヒーの値段がやや高く、トールサイズで4500ウォンです。それでもコーヒーにはお金を惜しまないイメージがあります。ちなみに韓国には、ベンティよりさらに大きいトレンタサイズのアメリカーノが売られています。
最近のコーヒーについてのイメージ
韓国人の生活に欠かせないコーヒーですが、最近は「体に悪いかも?」とコーヒーを控える人も増えています。健康の専門家や教授らが「コーヒーは一日2杯まで」という話もしており、以前のようには飲まないように気を付けている人も多いよう。しかしコーヒーも習慣なので、やめるのに苦労している印象です。