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【恋人に靴を贈ると大変なことに…】韓国の人たちが信じている迷信とは

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日本には、“夜爪を切ると親の死に目に会えない”というような迷信がありますが、韓国にも同じような迷信がいくつかあります。そこで今回は、韓国ならではの迷信を日韓夫婦ライターのエピソードを交えて3つご紹介します。

恋人に靴を贈ってはいけない

まず、韓国で有名な迷信に“恋人に靴を贈ってはいけない”というものがあります。韓国ドラマでもたまに「恋人に靴はだめ」というシーンが登場します。

まだ結婚前のこと、韓国人夫が結婚式に履いていく靴を探していました。当時、ほぼ収入のなかった韓国人夫の身の回り品は全て私が購入(笑)そこでいつものように靴も私が買おうとすると…普段は遠慮という単語を知らない夫が珍しく断ってきたのです。さらに「靴を履いて逃げちゃったらどうするの?」と怒られました(笑)韓国では、靴を贈ると履いて逃げる、つまり別れると信じられています。



爪はゴミ箱に捨ててはいけない

次に、韓国人夫と結婚してとても驚いたのが、切った後の爪をゴミ箱に捨てないこと。新婚当時のある夜、夫が爪を切っていました。切り終えるとティッシュを丸めて、急に挙動不審に(笑)怪しいのでこっそり見ていると、なんとトイレの便器に捨てようとするのです!思わず腕をつかんで現行犯逮捕(笑)

理由を一応聞くと「爪の一部がティッシュからこぼれちゃったら…それを拾った人が悪用して…自分の分身ができて…」と訳のわからないことをモジモジというのです(笑)

つまり、夫は“爪は自分の一部なのでゴミ箱に捨てると危険な気がする”、という迷信を信じていたよう。そこで、日本では爪を悪用する人もいないし、分身ができた話も歴史上ないから大丈夫!と説得して、今はゴミ箱に捨ててもらっています(笑)



猫は不吉?

最後に、“猫のモチーフは不吉なのでプレゼントしてはならない”、という迷信。以前、日本の招き猫を義母が可愛いといっていたのを思い出し、渡韓のお土産にしようと思い立ちました。一応、猫の迷信は韓国語のテキストにも書いてあったので夫に確認。「今そんなこと気にする人はいない」とのことでプレゼントし、幸いとても喜んでもらえました。

しかし後日、義母の友人が嫁と揉めたという話を聞きます。なんと原因は、嫁が黒猫の置物を義母の部屋に置いたことが原因。悪意があったのでは、と疑われたそうです。思わず背筋が凍りました。

このように、韓国にもさまざまな迷信があることがわかります。もちろん、信じる人がいれば信じない人も。ただし、韓国の義母に猫グッズを贈るときは慎重になる必要があるかも?なぜなら、人によっては嫁からの「宣戦布告」と捉えられてしまうからです(笑)

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