韓国ドラマに出てくる登場人物でインパクトに残りやすい韓国の義母たち。今回は、結婚10年目の日韓夫婦ライターのクムクムが韓国の義母のリアルな実態を生告白しちゃいます！
安否電話とは？
まず有名な、韓国の「安否電話（アンブチョナ）」という習慣。常に相手の安否を確認するために、電話で直接声を聞くことを意味します。友達やカップルにも使われる言葉ですが、もれなく義父母にも適応。
結婚して10年目の日韓夫婦ライターは、安否電話をするのか？答えはイエス！私はうまい方法で適度に乗り切ってはいますが（笑）、それでも週に4回以上は連絡を取り合っています。うっかり1週間ほど放置すると、義母から夫にややお怒りの電話がありますが…もう結婚10年目なので、気にしません（笑）
新婚の義妹の場合は、2日おきに電話をしないと義母から文句の電話があるそう。安否電話は夫からでなくあくまで嫁が、またメッセージではなく電話で声を聞かなければならない、という暗黙の了解も。
いきなり来る？
次に、韓国でよく聞くのが、義母が突然新居に来ること。韓国ドラマあるあるですが、現実世界でも事実です（笑）嫁が日本に住んでいても、突然訪ねてくるからです（笑）
以前、夫に「せめてこちらの予定も聞いてもらえないかな？」とお願いしました。なぜなら私はフルタイムで働いており、土日祝の出勤もあるためです。せっかく来てもらうなら、歓待したいという気持ちだったのですが…即却下（笑）目上の義母が目下の嫁のスケジュールに合わせる、などということは韓国ではありえないそう。
その点、国際結婚だと会う頻度も自ずと少なくなりますが、韓国在住の知り合いは、マンションのパスワードを義母が知っており、帰宅したら普通にソファに横になってテレビを見ていたのだとか…。
プライバシーはない？
最後に、プライバシー問題です。プライバシーは…基本的にはありません（笑）例えば韓国に行くと、私がショッピングしたものは全て義母が開封し、レシートで金額もチェック。義母が来日すれば、我が家の冷蔵庫や引き出しは開け放題。義母が私の靴や服を来て観光に出かけることもしばしば（笑）
このように、毎日電話したり、家に勝手に来たり、嫁の物も勝手に私物化してしまう義母と聞くと、恐怖を感じる方もいらっしゃるのでは？確かに韓国の義母たちは、韓ドラのように現実でもセンセーショナルな存在。
しかしその分、本当に家族のように大切に思ってくれたり、温かくいい面もたくさん。韓国の文化を予め知った上で、おおらかな気持ちで接すれば、きっと…きっとうまくいくはずです。ちなみに私は、そんな図々しいお義母さんのことが大好きです（笑）。
