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『名探偵コナン』は韓国人も当たり前に知っている?韓国での浸透度を披露《在韓日本人コラム》

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こんにちは。日本の大学を卒業後すぐに韓国へやってきた在韓6年目のライターHAZUKIです。韓国では日本語教師、翻訳家のたまごとして働きながら、韓国人夫と猫と暮らしています。日本語教師をしながら「名探偵コナン」オタクが結構多いことを感じます。韓国ではコナンがどれほど浸透しているのか紹介します!

韓国人はどれぐらい見ている?

韓国の学校では、テストを終えたあとに映画鑑賞の時間を取るところが多くあり、その時間で名探偵コナンを見たことがあると話す生徒さんが多くいました。自然とコナンに接してきた20代~30代にマニアが多く、最近の子どもたちも映画を通して好きになったと話す方も多いです。

アニメを見たことがなくても、コナンのイラストや音楽を聞けば分かる韓国人は多くいて、YouTubeやバラエティー番組でも謎解きのシーンでコナンの曲が使われたりパロディをしたりするシーンもよく見ます。

ちなみに名探偵コナンは長くアニメ化されており、劇場版も多くあるので「日本語が自然に上手になりたかったらまずコナンを見て」と言ったりします。実際コナンオタクは日本語が上手な方が多いです。



映画の上映回数

2024年5月現在、名探偵コナンの映画上映がないので、現状の詳しい上映回数はわかりませんが、2023年に公開された「名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)」が公開されたときには、外国作品かつアニメ―ション映像にも関わらず韓国の興行ランキング1位を獲得しました。

毎回映画が公開されるたびに話題になるので、そのたびに上映される回数も非常に多いです。生徒さんの中には韓国語の吹き替えを聞いた後に、日本語吹き替えを見比べるというかなりマニアックな楽しみ方をしている方もいました。



グッズやコラボ

毎回映画が公開されるたびに韓国の映画館でもグッズが売られるのはもちろん、去年は映画の公開に合わせてソウルにて2ヵ月間もの間で特別カフェも開かれました。コナンのキャラクターに合わせた食べ物や飲み物があり、話題を集めていました。

出典:@asaga_studio