こんにちは。日本の大学を卒業後すぐに韓国へやってきた在韓6年目のライターHAZUKIです。韓国では日本語教師、翻訳家のたまごとして働きながら、韓国人夫と猫と暮らしています。韓国では今年のチュソクは9月16日~18日です。この日は両家の実家に帰ることが一般的なんですが、この時期にお嫁さんが「チュソク病」にかかってしまうんです…チュソク病とは何かについて紹介します!

チュソクって何?
韓国のお盆のようなものです。この時期は一般的に実家に帰って親戚と集まります。韓国は先祖を大事にする文化があり、この時は先祖のための儀式をします。食べ物の準備や儀式の準備がとっても大変です。
チュソク病って?
このチュソクの前に女性が精神的に不安定になることを指します。チュソクの準備は女性がすることが昔からのルールです。またお嫁さんは、お義母さんやおねえさん達よりも人一倍働かなければならないので本当に大変です。この時期には「家はいつ買うの?」「子どもはいつ?」「友だちの家のお嫁さんはこうなのに…」なんて話をきかされることも多いそうです。
いつからチュソク病になる?
私の知り合いによると、一ヶ月前から緊張が始まるそうです。一週間前からは家族とも連絡をしなければならないので鬱になってしまいます。「そういえば自分の母もチュソク前は元気がなかった」と話している方もいました。
チュソク病にならないために
最近は自分が経験したつらさを大切なお嫁さんが感じないように、チュソクはわざと家ではなく外で集まったり、チェサを失くす場合も多いです。私の場合も夫が長男なので「外国からきた奥さんにチェサの準備をさせるわけにはいかない」と家族会議をした末、チェサをしないようにしたそうです。私は本当にラッキーでした。