日本語の授業で小中高の学生さんと接することが多くなってきた今日この頃。話をしていると、日本の学生とは少し違う、韓国人学生ならではの悩みの数々が…!そこで今回は、なかでも印象に残ったエピソードをご紹介します。
こんにちは。長距離恋愛を乗り越え、日本の大学を卒業後すぐに韓国へやってきた在韓5年目のライターHAZUKIです。韓国では日本語教師として働きながら韓国人夫と猫と暮らしています。韓国は今冬休みなので、学生の生徒さん達との時間が増えていろんな話をしています。そのなかでも個人的に驚いた、リアルな韓国人中学生の苦悩をシェアしたいと思います!
iPhoneを持っていなかったら「陰キャ」?
ちょっと強い言葉ですが、生徒さんの言葉をそのまま使いました。韓国でケータイは主にiPhoneとサムスンが使われています。サムスンの方が国産ということもありサービスも価格も手が届きやすい感じがしますが、中学生の間では「iPhone一択」だそうです。
なかにはiPhoneじゃなかったら恥ずかしいなんて感じる子たちも多いよう。私が住んでいる地域にはサムスンの会社があり、ご両親が勤めているという生徒さんも結構いるのですが、それでもiPhoneを使っています。社員割引があるのにiPhoneを選んでいるのを見ると、iPhoneに対する強い信念?のようなものを感じます…
成績を気にしすぎ…
韓国の学校には成績に「等級」があります。上位何パーセントかが1等級、その下は2等級、3等級…と続きます。もちろん日本でも校内順位はありますが、このように等級が付くことで「あの子は1等級」「あの子は3等級」なんていうイメージもついてしまいます。
なんとしてでも1等級を守りたいという気持ちで勉強を一生懸命している子たちを見ると、改めて韓国は競争社会だと感じます。生徒さん自身も「普通じゃない」と話していました。
中学生カップルも楽じゃない…
最後はカップルの話です。韓国の学生達は付き合って○○日、という記念日を大切にしています。100日、200日は当然で「22日」「49日」も大切な記念日だそうです。イベントが好きな子ならいいですが、そうでもない生徒さんはちょっと面倒そうにしていました。
また、このイベントで何をしたかをSNSでアップすることも大事なんだとか。学生ながら、お金も時間もかかる日が多いようです。