日本語の授業で小中高の学生さんと接することが多くなってきた今日この頃。とある生徒と話していると、日本と韓国の学生生活の違いについて感じることがありました。そこで今回は、なかでも印象に残ったエピソードをご紹介します。
こんにちは。長距離恋愛を乗り越え、日本の大学を卒業後すぐに韓国へやってきた在韓5年目のライターHAZUKIです。韓国では日本語教師として働きながら韓国人夫と猫と暮らしています。今回は日本と韓国の両方で生活したことのある韓国人中学生に「韓国の学生生活のいいところ」を聞いてみました。
化粧、髪型が自由
韓国では基本的に化粧、髪型への規制がありません。ド派手でない限り、自分のしたいスタイルで自由に学校に行くことができ、私の生徒さんもネイルやヘアカラーをしています。私が学生の頃の日本では、ヘアカラーはもちろん長さも指定されていたので「この部分は韓国の方がいい!」と話していました。
先生がみんな優しい
韓国は儒教の国なので、昔は「先生=絶対」で体罰も多々あったそうですが、今は子ども達の権利がしっかりと守られています。中学生になると、先生は生徒を一人の大人として扱ってくれるので、気が合う先生がいればいい関係が作りやすいですね。また最近は生徒の主体性を尊重しているため、生徒がやりたいようにイベントなどができるのも魅力です。
放課後も自由!
日本の中学校って「登下校中は買い食い禁止」「学校が終わったらまっすぐ家に帰る」なんてルールがありませんでしたか?韓国では基本的に下校後の行動は自由。日本に比べて部活動があまり活発ではないので、授業終わりにプリクラを撮ったり、カフェに行ったり、買い食いしたりして自由に過ごすことができます。こんな何気ない時間が何よりも大切だと生徒さんは話してくれました。