故キム・セロンの遺族とYouTubeチャンネル「カロセロ研究所」を相手取り、120億ウォン(約12億円)の訴訟を起こしたキム・スヒョン。そんな中、期日までに裁判費用を支払っておらず、訴訟を延長していることが明らかになりました。
経営難と報道されている所属事務所ゴールドメダリスト

今年4月、韓国の一部メディアはキム・スヒョンの所属事務所ゴールドメダリストについて、「最悪の財政危機に陥っており、清掃業者の契約まで解除した」と報道しました。
キム・スヒョンによるキム・セロンとの騒動によって、キム・スヒョンは20社を超える企業の契約が解除された状況。
また一部の企業からはモデル料の一部返還を請求されており、イベントのキャンセルや事務所の固定費などで資金繰りが悪化しているのでは?と伝えられています。
キム・スヒョン側が訴訟延長を裁判所に申請

4月7日(木)、韓国メディアは「ソウル中央地裁裁判所が今月2日、キム・スヒョンに印紙代や送達料の補正命令を下した」と報道。
当初、キム・スヒョンはキム・セロンの遺族と「カロセロ研究所」に対して120億ウォン(約12億円)の損害賠償訴訟を提起していましたが、裁判所に提出された価額は110億ウォン(約11億円)だったとのこと。
これに対し、裁判所は価額の誤りを修正し、印紙代や送達料の合わせて3800万ウォン(約380万円)を納付するよう命じたと伝えられています。
しかし、期日の直前にキム・スヒョンは訴訟延長を裁判所に申請していることから、「訴訟費用の納付期限を延ばすためでは?」という疑惑が浮上していました。
裁判費用が足りない?訴状が却下される可能性も?

これらの報道に対し、キム・スヒョンの代理人は「全て納付した」と説明。
しかし、訴訟を延長した理由については「お話できる内容ではない」としています。
なお、訴訟を延長する場合、7日以内に修正を完了する必要があり、期限を過ぎた場合は訴状が却下される可能性も…。
ネットユーザーたちからは「自分が訴訟を起こしたにも関わらず、裁判費用が足りないということ?」「一番透明性があるのはキム・スヒョンの証言ではなく、お金」という声も上がっています。