新人韓国アイドルグループ「FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)」が、所属事務所・ATTRAKTを相手取り専属契約の効力停止を求める仮処分を申し立てました。
FIFTY FIFTYが所属事務所と専属契約を巡り対立
現地メディアによると、今月19日、韓国の4人組のガールズグループ・FIFTY FIFTY(フィフティーフィフティー)は、所属事務所・ATTRAKTに対する専属契約の効力停止を求める仮処分申請をソウル中央地裁に提出し、現在裁判が進行中とのこと。
メンバーのセナ、キナ、アラン、シオは、不透明な精算やメンバーの健康状態を考慮せず一方的に活動を強行したことなどを理由に、事務所側が契約上の義務を履行しなかったと主張。また、今回の騒動に対しATTRAKTが「外部勢力の企み」としてメンバーに寄り添わなかったことに失望し挫折を経験したとして、仮処分申請は外部の介入なしにメンバーが心を一つにして下した決定だと明らかにしました。
突然のファンカフェ閉鎖騒動も
27日午後、FIFTY FIFTYの公式ファンコミュニティサイトが当然閉鎖。ファンの間で混乱が生じました。これに対し、ATTRAKTは「公式ファンカフェ閉鎖は当社で進行したことではない。外部勢力によるアカウントの無断奪取である」とコメント。同グループのプロデュースを担当する総合コンテンツ開発グループ・The Giversなど、騒動の背景にいる外部勢力の存在を強調しました。
BLACKPINKやNewJeans超え!FIFTY FIFTYの快挙
FIFTY FIFTYは昨年11月にデビュー。今年2月にリリースした「Cupid」がK-POP史上最短となる、デビュー後わずか4か月で米ビルボードのHOT100にランクイン。これまでBLACKPINKやNewJeansといった大手事務所所属アイドルの楽曲がチャートインする中、FIFTY FIFTYのような中小事務所から異例の記録達成として話題になりました。