Netflixの韓国作品のなかで近年とくに注目を集めているのが、Web漫画原作の作品です。今回は、数多くあるNetflixのWeb漫画原作韓国ドラマのなかでも、筆者がとくにおすすめしたい5作品をご紹介します！
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「生まれ変わってもよろしく」
2023年6月にNetflixで配信され話題となった本作。何度も転生を重ね、パン・ジウムとして19回目の人生を生きる女性。短く終わってしまった18回目の人生で出会った初恋の相手を忘れられず、大人になった彼との再会を目指すという、転生系ラブロマンスです。
主演を務めるのは、「30だけど17です」のシン・ヘソンと「梨泰院クラス」のアンボヒョン。2人とも演技に定評があり、配信前から注目が集まっていました。
原作・みどころは？
原作は人気のWeb漫画で、日本でもLINEマンガから読むことができます！
放送前から、実力派俳優2人の演技はもちろん、原作とのビジュアルのシンクロ率が高いことでも話題になりました。アン・ボヒョンは、ムン・ソハを演じるにあたって、8kg痩せて筋肉を減らしたそう。そのストイックすぎる役作りも注目を集めました。
「D.P. －脱走兵追跡官－」
兵役義務により入隊した青年が軍の脱走兵を追跡する部隊に配属され、任務にあたっていくなかで、脱走した兵士たちがそれぞれ抱える過酷な現実が見えてくるという兵役義務がテーマの衝撃作。
主演は、「よくおごってくれる綺麗なお姉さん」のチョン・ヘインが務め、その相棒役を「キル・ボクスン」のク・ギョファンが演じています。また、脇を固めるキャスト陣も豪華で、「私たちの解放日誌」のソン・ソック、「離婚弁護士シン・ソンハン」のキム・ソンギュンらが出演しています。
原作・みどころは？
原作は、「D.P.犬の日」。原作者であるキム・ボトンの実体験に基づいた作品で、衝撃作として世界に知れ渡りました。原作もドラマ版も軍隊内で起こる理不尽極まりないいじめや人権問題をリアルに描いており、韓国国内はもちろん、徴兵制がある国から大きな反響を呼びました。
「ナビレラ －それでも蝶は舞う－」
「ナビレラ －それでも蝶は舞う－」は、踊りに夢を見いだした70歳の老人と、才能あふれる23歳の青年。厳しい現実に直面しながらもバレリーノを目指す2人の間に、やがて強いきずなが芽生え始めるという、ヒューマンドラマ。
ベテラン俳優のパク・イナンと「Sweet Homeー俺と世界の絶望ー」のソンガンが主役のバレエダンサーを演じました。
原作・みどころは？
原作では夢に向かって進み始める2⼈や揺れ動く周りの様⼦が、ドラマ版ではソンガン演じるチェロクとパク・イナン演じる”ハラボジ”ことドクチュルの出会いからラストに至るまでの関係性の変化、お互いに影響と刺激を与えていく中で、周りの人々も徐々に変わっていく様子が丁寧に描かれています。
またドラマ版では、韓国の家庭と人間関係がより濃密に描かれていて、家族間の軋轢、若者が直面する就職難、不安定な労働、ホテル業界による若者の搾取と切り捨てなどといった社会問題に関しても掘り下げられています。
さらに、本作の大きな見どころのダンスシーンでは、コントラストの強い照明と影を使ってバレエのステップやダンサーの動きをさまざまな方法で表現しています。印象的なダンスシーンは必見です。
「アンナラスマナラ －魔法の旋律－」
「アンナラスマナラ －魔法の旋律－」は、廃れた遊園地に暮らす魔術師の手にかかればどんな悩みも明るい希望に早変わりするマジックが、厳しい現実を生きる高校生に未来を信じる力をくれるという新感覚のミュージカルドラマ。
誰もが幼い頃に抱いていた童心を”遊園地”という思い出深い場所で振り返り、現在の苦しみと過去の幸せをミュージカル形式で表現した斬新な作品です。
主演には、「都会の男女の恋愛法」のチ・チャンウク、「怪物」のチェ・ソンウン、「女神降臨」のファン・イニョプが出演しています。
原作・みどころは？
原作は、「アンナラスマナラ〜魔法の呪文〜」というタイトルで、2010年6月から2011年1月まで韓国の電子コミックサービス「NAVER WEBTOON」にて連載。夢を失った主人公が’魔法’を通して成長していく姿を童話のように描き、多くの人々に感動と癒しを与えてきた大人気のWeb漫画です。
ドラマ版はミュージカルとして制作されたため、その要素が濃く加わっています。歌が上手いキャストや、ミュージカル経験のあるキャストらが多く出演しているのがポイントです。
「社内お見合い」
最後に紹介するのは、爆発的にヒットを記録した「社内お見合い」。本作は、友達に頼まれて縁談を壊す目的で彼女の代わりにお見合いに臨んだハリ。実はその相手が自分の会社のCEOであり、いきなりプロポーズされてしまうというラブロマンス作品。
同名のウェブ小説およびウェブ漫画の主演には、「アビス」のアン・ヒョソプと「悪霊狩猟団: カウンターズ」のキム・セジョンとなっています。
原作・見どころは？
原作は、「お見合い相手はうちのボス」というタイトルで、日本ではピッコマから読むことができます。原作漫画では、主人公の2人が少しずつ距離が近づいていく恋愛模様がテンポ良く、コミカルに描かれています。
ドラマ版の見どころは、主演2人のビジュアルのシンクロ率の高さ。原作ファンも納得のビジュアルで、主人公以外の他キャストも含め高評価を受けた作品です。これから視聴する方は、ぜひビジュアルのシンクロ率にも注目してみてください！
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