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韓国で結婚式を挙げてみて驚いたこと!親が活躍?友人が歌う?後編

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10年前、私と韓国人夫は韓国で挙式をしました。韓国の結婚文化は驚くことばかり。前回は、式場、招待状、ドレスコード、式の時間についてご紹介しました。今回は後編として、実際の式の様子とびっくりしたことを日韓夫婦ライターのクムクムがご紹介します!

▼前編はこちら
韓国で結婚式を挙げてみて驚いたこと!式場の下見なし?普段着で参加?前編

両家の親が大活躍

韓国での結婚式は、親にも役割があります。はじめに義母と実母が手を繋いで式場に入場。なんと2人がキャンドルに点火をしたら式が始まるのです。次に新郎、そして花嫁と実父がバージンロードを歩いて入場します。

その後、主礼(ジュレ)という役割の人が新郎新婦にお祝いの言葉を贈りますが、私達の時は、それを義父が執り行いました。義父は公務員に長く勤めたまじめで寡黙な人、一方でユーモアもあります。参列者は、義父の愉快な話で爆笑の渦に包まれました。すると突然、義父が神妙な面持ちでこう言ったのです。

「日本から嫁をもらうのは、正直不安でした。でも、夫婦別姓の韓国で嫁が私達の苗字に変えてくれたのです。理由は、もし孫が生まれた時、嫁の苗字になってしまったら私と妻が寂しいからだと聞きました。そんな嫁と家族になれることがとても嬉しく、感謝に堪えません。クムクム!我が家に嫁いでくれてありがとう」

会場からはすすり泣く声も。参列者を笑って泣かせる、見事なスピーチでした。

そして新郎新婦がそれぞれの親、祖父母に花束を贈呈し、クンジョルをします。クンジョルとは、男性ならひざまずき、おでこを床につけるようにお辞儀をすること。女性はドレスを着ているため頭だけを深く下げます。

結婚誓約書

次に、義父の前で新郎新婦が誓いを立てます。実は韓国では、式の前に結婚誓約書、というものを書きます。それは、結婚したら守る約束のこと。私達の場合は、それぞれが母国語で読み、相手の言葉に翻訳しながら皆の前で読み上げました。

内容は人それぞれ。夫の誓約には「どんなおかずも野菜も出されたらちゃんと食べます」というのが入っていたので、会場は大笑いでした。私は、夫の日本移住が決まっていたため、どんな時も味方であること、生活や人としての尊厳を守り抜くことを誓いました。



新郎の友人が歌う!

私が一番驚いたのは、友人代表が前に出てきて、祝歌(チュッカ)という歌を歌ってくれることです。夫は式の日取りが決まってすぐ、歌が上手な友人に手当たり次第に声をかけていました。本当は1番仲の良い友人に歌って欲しいそうなのですが、歌が上手い人を優先します。

祝歌では、プロポーズや結婚に関するラブソングが選ばれます。最近では、ポール・キムさんの「모든 날, 모든 순간 (Every day, Every Moment)」などが人気。私達のすぐ前で、目を見ながら夫の友人が熱唱してくれる姿は、今でも目に焼き付いています(笑)

写真撮影

最後は、写真撮影をして終了。まず新郎新婦だけで何カットか撮り、その後集合写真です。写真はアルバムにしたり、寝室に飾ったり、一生残るためとても重要。カメラマンも本気です。そのため、友人達がいる前で「キスしてください」「もっとしっかり唇をくっつけて!」などと容赦なく要求されます(笑)

結婚式は、最初のスケジュールよりやや延長したものの、30分程度で終了。式場を出ると、次の新郎新婦が扉のすぐ前で待機していました。

このように、韓国での結婚式は日本と異なる部分も多く、驚かされることばかりでした。そのお陰で、今でも鮮明に心に刻み込まれています。

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