こんにちは。在韓5年目ライターのHAZUKIです。普段韓国で日本語を教えたり、日韓翻訳をしたりしています。今日は「韓国の冬」と言えば連想する食べ物を紹介します。屋台で食べられる伝統的な食べ物から、最近の食べ物まで紹介しますね!
冬の代名詞ホットク
ホットクと聞いてどんな食べ物を想像しますか?「韓国風おやき」といえば想像しやすいかもしれません。中に甘いあんこが入っていて、中はふわふわ、外はぱりぱり!韓国の冬の代名詞ともいえるでしょう。たっぷりの油で揚げるように焼いてあるので、とてもアツアツです。熱いので「ホッホッ」と言いながら食べることからホットクという話もありますが、それより「トック(餅)」という名前からわかるように、焼き餅というそのままの名前という説の方が説得力があります。最近は、中があんこだけではなくチーズ、カスタード、ハチミツなどバリエーションが豊かです。日本語を教えている生徒さんが、最近教えてくれたものには「ホットクアイス」もあるようです。ぜひ「호떡아이스크림」で検索してみてください。
タイ焼きではなく…?プンオッパン
日本にもタイ焼きはありますよね。韓国ではなんと「フナ焼き」なんです。見た目はほとんどタイ焼きと同じですが、タイ焼きよりも一回り小さいのでフナ感はあります。日本よりもぱりぱりに焼いてあるところが多く、3,4個セットで売るところが多いです。私も先日今年初めてプンオッパンをたべました。個人的にはあんこよりもカスタード派です!(韓国ではなぜかカスタードとは言わずに「シュークリーム味」と言います。まだこのネーミングには慣れません…)
熱々の韓国風おでん
そして何と言っても韓国の冬はおでんです。韓国語でも「오뎅(オデン)」といい、恐らく日本から伝わったものだと考えられます。韓国のおでんは見た目が油揚げで、味はかまぼこのようなものを指します。日本のおでんに慣れていた私が最初見たときはちょっと物足りない気がしましたが、これはこれでおいしいです。韓国には、トッポキソースのような甘辛ソースのおでんもあって交互に食べると箸がとまりません。5つぐらい食べればお腹いっぱいになるので、小腹が空いた時、冬に暖まりたい時によく食べます。ペダル(宅配)でも食べられますが、これはやっぱり屋台で食べるのがおいしいです。
いかがでしたか?コロナ禍で一時期は食べられなかった冬の食べ物も、今年はもう道で売り始めました。冬の韓国旅行では絶対挑戦してほしいです!