韓国語の初級の勉強は終わったからもう少しステップアップしたい…そんな方は韓国小説を読むのがおすすめです。今回は韓国人作家の本をご紹介します。
こんにちは。長距離恋愛を乗り越え、日本の大学を卒業後すぐに韓国へやってきた在韓6年目のライターHAZUKIです。韓国では日本語教師として働きながら、韓国人夫と猫と暮らしています。
今回は私が読んでみておもしろかった韓国人作家の本を紹介します。韓国語の本を読むことで語彙力が上がるのはもちろん、読み切ることで自信もつくのでとてもおすすめです！よかったら次の韓国旅行のついでに書店に寄ってみてください。
【中級韓国語】중급한국어 （作：ムン・ジヒョク）
まずタイトルがおもしろいですよね。これは韓国語の本ではなく小説なんです。作家本人の経験や日常を混ぜた半分フィクション、半分ノンフィクションで構成されています。
実はこの「中級韓国語（右）」の本を出す前に「初級韓国語（左）」という本を出版しています。なぜ「初級韓国語」かというと、作者がアメリカ生活で実際に大学で韓国語の講座を受け持ったことを中心に書いているから。続編の「中級韓国語」では、韓国の大学生に授業を行いながら文章の書き方を教えているので、初級から中級になったんですね。とにかく文体がナチュラルで読みやすく、リアルな韓国での生活を垣間見ることができるのでおすすめです。
【あなたは仕事ができないのではなく話せないのです】／당신은 일을 못하는 게 아니라 말을 못 하는 겁니다（作：イギュヒ）
航空会社の機内放送教育担当者として長年勤務した作者、イ・ギュヒさんのコミュニケーションとプレゼンテーションのノウハウを詰め込んだ本。さすがコミュニケーション分野を専門としているだけあって、内容がかなり簡潔にまとめられていてわかりやすいです。
これを読む時は、本と一緒にオーディオブックを購入するのがおすすめです。オーディオブックがあれば移動中に聞き流しすることもできるし、シャドーイングすることができます。また、これを聞きながらディクテーション（書き取り）の練習をするのもおすすめ。内容がシンプルなので韓国語の勉強のためにはうってつけの本だと思いました。オーディオブックの読み手も韓国でかなり有名な方で、発音もとってもきれいです。私は韓国語のオーディオブックはいつも「Audio clip」で購入しています。
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