今、韓国の一般企業などにも広まっている「ラッキービギ」という言葉。前向きな思考を意味する言葉であり、韓国サーティーワンからは受験生を応援するための「ラッキービギ餅」が登場!しかし、突然の発売中止がアナウンスされ、その理由に注目が集まっています。
“ウォニョン的思考”と呼ばれる「ラッキービギ」とは?
K-POPファンの間では、“ウォニョン的思考”とも呼ばれている「ラッキービギ」。
「ラッキービギ」は、IVEのウォニョンがどんな状況の中でもポジティブな思考を持っていることから名付けられた言葉で、現在は韓国の一般企業などでも「ラッキービギ」思考が広まっています。
元々はYouTubeコンテンツの中でウォニョンがパリを訪れた際、「私の目の前でパンが売り切れた。でも、そのおかげで私は次の焼きたてのパンを食べることが出来た!」と発言したことがきっかけ。
そしてウォニョンは「やっぱり幸運の女神は私の味方だった!」ととても喜び、その様子を見たファンがインターネット掲示板に「完全にラッキービギだね」とコメントを書き込んだことで、ポジティブな思考を表現する際に「ラッキービギ」という言葉が使われるようになりました。
「ラッキービギ」はウォニョンの英語名って本当?
最近では当たり前に耳にするようになった「ラッキービギ」という単語は、幸運を意味するラッキー(Lucky)と、ウォニョンの英語名であるビッキー(Vicky)を合わせた造語になります。
ウォニョンは英語幼稚園に通っていましたが、そこで付けられた名前が「ビッキー(Vicky)」だったとのこと。
なお、これは愛称のようなものであり、ウォニョンの正式な英語名ではありません。
サーティーワンから「ラッキービギ餅」が登場!
韓国では毎年11月、大学修学能力試験が実施されます。
この大学修学能力試験は、受験生にとって“人生を左右するほど”大切なもの。
そんな受験生を応援するため、韓国サーティーワンは11月6日(水)から「ラッキービギ餅」の発売をスタートしました。
「ラッキービギ餅」は、アイスクリームを包んだハート型の餅を4つ合わせることで、大きなクローバーになるのが特徴。
サーティーワンは商品について「受験生に向けて幸運のオーラをいっぱい詰め込んだ餅」と説明し、プレゼントとしても使用できるようにメッセージカードが封入されていました。
サーティーワンが「ラッキービギ餅」の発売を中止!
発売と同時に話題を集め、すでに購入者レビューも続々と上がっていた「ラッキービギ餅」。
しかし、11月9日(土)にサーティーワンの公式ホームページから突然「ラッキービギ餅」のページが削除されました。
該当のページを開くと「商品はありません。メインページに移動します」というメッセージが表示され、商品自体を閲覧・購入できない状況。
これについて、一部のネットユーザーからは「ウォニョンの英語名を無断使用したからでは?」という声が上がっています。
「ラッキービギ」という言葉に著作権や商標権があるのかは分かりませんが、今後サーティーワン側がどのような説明をするのか、注目が集まっています。