オーディション番組『PROJECT 7』から誕生した新ボーイズグループCLOSE YOUR EYES。しかし、デビューを前にメンバーの所属事務所とCLOSE YOUR EYESの所属事務所が対立を繰り広げています。
オーディション番組『PROJECT 7』から誕生したCLOSE YOUR EYES
2024年10月から、韓国JTBCで放送されたボーイズグループサバイバル番組『PROJECT 7』。
12月27日の最終回ではデビューメンバー7名が発表され、「CLOSE YOUR EYES」というグループでデビューすることが決定しました。
CLOSE YOUR EYESには青森県出身の日本人サクラダ ケンシンも含まれており、1月4日（土）に開催された『第39回 ゴールデンディスクアワード』ではグループ結成後初めてのステージを披露しています。
CLOSE YOUR EYESの所属事務所UNCOREが特定の事務所による契約違反を主張
1月10日（金）、CLOSE YOUR EYESの所属事務所UNCOREは“特定の事務所”による契約違反を主張しました。
まず、メンバーたちはそれぞれ元々所属している事務所がありますが、CLOSE YOUR EYESでの活動はUNCOREがマネジメントを担当します。
そのため出演契約の際には「番組出演者がプロジェクトグループの最終メンバーに抜擢された場合、UNCOREの了承なくプロジェクトグループ以外の活動ができない」という項目が含まれていますが、一部の事務所は「出演契約が締結されてから、出演契約の内容に違反する国内外のイベントなどを推進した」と説明。
また「別のグループ活動をCLOSE YOUR EYESの活動と並行すると一方的に主張しており、該当のアーティストだけでなく他のメンバーにも相当な被害をもたらしている」と批判しました。
Pocketdoll StudioがUNCOREの主張に反論
今回、UNCOREが主張している“特定の事務所”とはデビューメンバーに決定したチョン・ミヌクとサクラダ ケンシンが所属するPocketdoll Studioになります。
Pocketdoll StudioはUNCOREの主張に対し、「当社は制作陣に『最終選抜が確定した場合、活動を並行する』という内容の出演契約書を作成した」と反論。
また「UNCOREは当社と当社所属アーティストとの接触を遮断し、宿舎の位置も教えられないと伝えてきた」とし、チョン・ミヌクとサクラダ ケンシンの所在が分からないため、「警察に2人の行方不明者届を提出した」と説明しました。
最後に「意図的に活動の妨害行為をする特定の事務所は誰なのかを問いたい」とし、UNCOREに対して「あらゆる法的措置を取る予定だ」と警告しています。
Pocketdoll Studioに対して“炎上商法”の声も…
デビューを前に、所属事務所同士が紛争を繰り広げることになったCLOSE YOUR EYES。
その一方で、ファンの間では「炎上商法でしょ？」「ポケドルお得意の話題作り」という声も上がっています。
Pocketdoll Studioは過去にオーディション番組『少年ファンタジー』から誕生したFANTASYBOYSのマネジメントも担当していますが、デビューを前に最終順位1位だったユ・ジュンウォンが離脱。
その後FANTASYBOYSは公式デビューしたものの、事務所側はあまりプロモーションを行っておらず、人気は低迷しています。
また今回デビューが決定したチョン・ミヌクはBAE173で活動していますが、BAE173は2020年にデビューしたばかり。
しかし、メンバー全員がすでにいくつかのオーディション番組に参加している状況で、ファンからは「オーディション番組で名前を売って、そこからグループの人気を獲得しようとしている」という声と共に、「正直、事務所はチョン・ミヌクとサクラダ ケンシンがデビューすると思っていなかったのでは？」という声が多く上がっています。
