K-POPファンの中には、推しのビジュアルや歌声、ダンスはもちろん「衣装」を楽しみにしている方も多いですね。しかし、時には同じ衣装が使い回されていることもあります。その理由をSUPER JUNIORイトゥクが赤裸々に明かしました。
多くのアーティストが出演した「SMTOWN LIVE 2025 in SEOUL」
1月11日(土)と12日(日)、SMエンターテインメントはソウル・高尺スカイドームで創立30周年記念ライブ「SMTOWN LIVE 2025 in SEOUL」を開催。
今回の公演には所属アイドルたちが数多く出演した他、SM初のバーチャルアーティストnævis、デビューを控えた練習生たち、またSMが制作に参加したイギリスのボーイズグループDear AliceとトロットアイドルMYTROなど総勢98人が参加し、その模様はYouTubeで配信されました。
衣装の使い回しに「がっかり!」という声も…
大盛況に終わった「SMTOWN LIVE 2025 in SEOUL」ですが、一部のファンからは「衣装の多くが使い回しでがっかり」「また同じ衣装?」という不満の声が上がりました。
実際、NCT 127やNCT DREAM、SUPER JUNIORなどは、以前ライブや音楽番組で着用した衣装をそのまま使い回していた様子。
そのため、ファンの間では「人気がある新人グループを大切にするのも良いけど、長く在籍しているアイドルたちも大切にしてあげて欲しい」という声が聞かれました。
SUPER JUNIORイトゥクが衣装事情を説明
衣装の使い回し議論は、アイドル本人たちの耳にも届いています。
1月12日(日)、SUPER JUNIORのイトゥクは衣装の使い回し議論に言及。
まず「(今回のライブで)何年か前の衣装を使い回していたのでは?という話があるけれど、実は今回、スタイリストの方々の公演制作費そのものが多くなかった。一から衣装を制作すると、僕たち(所属アイドル)が負担することになる。だから、一度着用した服をまた着た」と、事情を説明。
続けて「僕がなぜ何度もこの話をしているかと言うと、誤解を招く可能性があるから。スタイリストたちは頑張っているのに、ファンはこのような事情を知らないので、使い回したのではないか?ちゃんと仕事をしているのか?と誤解されることがある」と述べました。
最後にイトゥクは「衣装を制作すればするほど公演制作費になり、僕たちの活動費から引かれる。高いお金をかけて作ったのに一回しか着ないのは、もったいない時もある。そういうのは後でイベントで着ることもあるし、僕たちがまた同じ衣装を着ている時はなにか理由がある」とし、あまりにも何度も着回す際にはスタイリストに自ら提案をしたり、「さすがに3日連続で同じ衣装を着用することはない」と説明しています。