RIIZEのビジュアルメンバーとして、デビュー前から話題を集めていたウォンビン。2025年2月に放送されたSMエンターテインメントの特番「K-POP The Beginning: SMTOWN 30」の中で、知られるスカウト秘話が明かされました。
創立30周年を迎えて特別番組を放送したSMエンターテインメント

1月28日(火)と2月1日(土)に、韓国SBSで特別番組「K-POP The Beginning: SMTOWN 30」を放送したSMエンターテインメント。
この番組はSMエンターテインメントの創立30周年を記念した番組で、2025年の旧正月特集として2部構成で放送。
元祖アイドルのH.O.T.からRIIZEまで、多くの人気を集めた所属アーティストにスポットを当てた内容で、SMエンターテインメントならではのノウハウやスタッフ、体系的なシステムなども紹介されました。
SMアーティスト開発センター長がスカウト秘話を告白

SMエンターテインメントでアーティスト開発センター長を務めているユン氏は、番組の中で良い人材を見つけるために「青少年が行くような場所にはほとんど出向いている」と説明しました。
また「学校、塾、話題のスポットも回り、最近はSNSやショート動画、ビデオプラットフォームでも多くキャスティングしている」と、スカウトの実態を告白。
その中で特に話題を集めているのが、RIIZEのメンバー・ウォンビンのスカウト秘話でした。
スカウトを「詐欺だと思った」と明かしたRIIZEウォンビン

ウォンビンは番組内のインタビューを通じて、「SNSのDM(ダイレクトメッセージ)でスカウトを受けた」と告白。
そして、当時のことを「いつものように学校が終わって、ベッドに横になっていたらDMが来た。SMエンターテインメントだと言われたので詐欺だと思ったが、騙されたつもりでオーディションを受けに行こうと思った」と回想しました。
ちなみにaespaのカリナもSNSのDMでスカウトを受けていますが、ウォンビンと同じように「詐欺だと思っていた」と語ったことがあります。
まるで拉致!?ウォンビンも驚いた入所当日の様子とは?

騙されたつもりで、SMエンターテインメントのオーディションを受けたというウォンビン。
無事にオーディションに合格し、いよいよ入所の当日を迎えます。
一般的に入所者たちは自分で会社まで足を運びますが、アーティスト開発センター長のユン氏はスタッフに「蔚山に住んでいる子だから、ソウル駅に迎えに行って連れて来い」と指示。
その理由として「ウォンビンの場合、ソウルに到着してすぐに他の事務所にスカウトされるかもしれないと考えた。だから、彼をすぐに保護しろと指示した」と明かしました。
一方、ウォンビンは当時について「ソウル駅に着くと、すぐにマスクを渡されました。理由も分からないままマスクを付けました。笑」と回想。
この時、ウォンビンは学校帰りだったため制服を着ていましたが「制服に名札が付いているのを見て、スタッフに隠すように言われたことを覚えている」とし、「僕はただ普通の学生だったので、少し動揺しました。この会社は一体どうなってるんだ?と感じました」と、当時の率直な気持ちを明かしています。