LGBTQへの公表に国内外で反響広がる。韓国のボーイズグループ「JUST B」のメンバー「ベイン」が、自身の性的指向を明かしたとして、ファンの間で大きな話題となっています。
JUST Bとは?オーディション番組出身の実力派グループ

ベインが所属するJUST Bは、2021年に1stミニアルバム『JUST BURN』でデビューした6人組のK-POPボーイズグループ。
メンバーは『THE FAN』『I-LAND』『UNDER19』など、複数のオーディション番組で実績を残してきた実力派揃い。昨年は『ROAD TO KINGDOM : ACE OF ACE』にも出演し、着実に人気と知名度を高めてきました。
「LGBTQの一員として誇り」 LA公演での告白
🚨🏳️🌈 Bain, member of the K-pop group #JustB, has come out as LGBTQ!
— BoysLove Hub ENG (@BoysLoveHubENG) April 23, 2025
“I’m fucking proud to be part of the LGBTQ community!” pic.twitter.com/GVaVvafstA
話題の発端となったのは、グループの海外ツアー中のアメリカ・ロサンゼルス公演。
ステージに立ったベインは、「LGBTQコミュニティの一員であることを誇りに思う」と観客の前で堂々とカミングアウト。SNSやオンラインコミュニティでは、実際の発言シーンを収めた映像が拡散し、多くの称賛の声が寄せられました。
所属事務所は「私生活に関わる」としてコメントを控える

この件について、韓国メディアOSENが所属事務所に取材を行ったところ、「本人の個人的な私生活、性的アイデンティティに関わるため、立場を表明することは難しい」と慎重な姿勢を示しています。
ベインの今回のカミングアウトは、韓国国籍の現役男性アイドルとしては初となる公の発言であり、K-POP業界の中でも歴史的な一歩と言えるかもしれません。
多様性の風はK-POPにも

まだまだ保守的な価値観が残る韓国芸能界において、ベインのカミングアウトは、“多様性”への流れを象徴する出来事として注目を集めています。
SNSでは「勇気ある発言に感動した」「応援したい」という声の一方で、「韓国での立場が心配」といった心配の声も。
K-POPアイドルの枠を超えた今回の公表は、今後の業界にも影響を与える可能性がありそうです。