韓国の方と話していると、日本語がそのまま使われていることがたまにあります。中には、韓国人も韓国語だと思って使っているものもあるのです。そこで今回から2回に分けて、日本語にも関わらず、韓国で韓国語のように自然に使われている日本語をご紹介します!
日本語をそのまま使う?
私が初めて韓国の方が日本語をそのまま使うのに気がついたのは、主に義父母や義父母の知り合いの方と話している時。最初は、私が日本人だから少しでも会話の内容が分かるよう、配慮していただいたと思っていました。しかし実際には、日本語が日常の中に溶け込んでいたのです。今回は、その中でも4つご紹介します!
満タン
まず「満タン」という日本語。これは韓国でもそのまま同じ意味として「ガソリン満タンで」というように使われています。義母は冷蔵庫の牛乳が新品である状態を「牛乳満タン」と表現していました(笑)主に液体に使用されているようです。
あたり
次に、「あたり」という単語です。正確には「アダリ」と発音し、例えば「アダリガマッタ」という韓国語は「ちょうど良い」、「予想が的中した」、「カチッとハマった」と言う意味で頻出しています。日本と同じように、クイズに正解した時にも「アダリ!」と言ったりします。
なわばり
続いては「なわばり」です。例えば義父はよく韓国の美味しいお店に連れて行ってくれるのですが、「ここは自分のナワバリだから」、「江南は昔はナワバリだった」というように使っています。日本ではあまり人に対しては使わないような気がするので、面白いです(笑)
いっぱい
最後はたくさんある、という意味の「いっぱい」という単語です。これも韓国の方がよく使っているのを耳にします。使い方は日本と同じ。先日は、満席の店内で店員さんが「今日はサラミ(人)がいっぱい過ぎ〜!」とこぼしていました。
このように、韓国では意外と日本語が通じるのかもしれません。韓国語ができなくても「(お肉)いっぱい!」「(お酒)満タン!」と、ぜひ使ってみてはいかがでしょうか。そして通じた時にはぜひ「アダリ!」と言ってみてください(笑)
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