4月2日（水）、公式YouTubeを通じてジュリーの誕生日コンテンツを公開したKISS OF LIFE（キスオブライフ）通称キオプ。その中で黒人のスタイルを卑下するような人種差別疑惑が浮上し、所属事務所が公式に謝罪を発表しました。
KISS OF LIFEがジュリーの誕生日コンテンツを公開
4月2日（水）、KISS OF LIFE（キスオブライフ）通称キオプは公式YouTubeを通じてジュリーの誕生日を記念したコンテンツを公開しました。
コンテンツの中でメンバーたちは、ストリート系のファッションで登場。
これまでもヒップホップなスタイルを好んできたメンバーたちですが、今回はコーンロウやバントゥノット（角のようなヘアスタイル）も披露。
また金のチェーンネックレスなども着用し、コンテンツの中でラップミュージックに合わせて踊ったり、メンバーを「リル・タコベル」と呼んでいました。
「黒人を人種差別している」と海外ファンから批判が殺到
KISS OF LIFEが誕生日コンテンツを配信した直後、海外のファンから「黒人を卑下している」「人種差別だ」という批判が殺到。
今回のコンテンツは「オールドスクールヒップホップスタイル」をテーマに進行されましたが、その大げさすぎる言動や仕草が問題視されました。
特にKISS OF LIFEは2024年11月からアメリカやカナダでワールドツアーを開催しており、黒人が多く居住する地域でもツアーを進行。
そのため今回の誕生日コンテンツに対し、多くの黒人ファンも不快感をあらわにしています。
所属事務所が謝罪！コンテンツは全て削除へ
人種差別議論が浮上した後、所属事務所S2エンターテインメントは謝罪文を通じて、公式に謝罪を伝えました。
まず「誕生日コンテンツで特定の人種に対するステレオタイプに沿った表現とスタイルを使ったことに対し、お詫び申し上げます」とし、「すでにお知らせしたように、同コンテンツはオールドスクールヒップホップスタイルをテーマに制作し、その文化を尊重する意図で雰囲気を表現しようとしました」と説明。
「しかし、結果的に特定の人種に対するステレオタイプを強めてしまう形になる可能性があることを、十分認知していませんでした」とし、「不快な思いをさせてしまい、心からお詫び申し上げたい」と謝罪しました。
なお、公開された誕生日コンテンツは「全て削除する予定」としていますが、KISS OF LIFEのメンバーたちに対する批判は現在も続いています。
過去には無許可でワンピース演出疑惑も
2024年9月には、日本で開催されたTMA2024にて、ONE PIECE（ワンピース）の登場キャラクター達を彷彿とさせる衣装でステージを披露。
ダンサーは海軍に扮していたり、メンバーはキャラクターに因んだポーズや動作をしたり、背景の特大画面にはグループ名が書かれたメリー号が登場したりと、確実にONE PIECE（ワンピース）の世界観を表現していました。
豪華なステージ演出の反面、そのステージを見たK-POPファンからは、「絶対許可とってないよね」「麦わら帽子を投げるなんてワンピースのストーリーも蔑ろにしている」などの波紋の声が広がっていました。
このときには公式から声明文が出たりなどは一切なかったため、今回の件を受け日本国内では「炎上源が日本の場合は謝罪しないんだ…」と再炎上しています。
