韓国を代表する調味料といえば、赤くてピリ辛のソース、コチュジャン。韓国人にとって必要不可欠で、ビビンバに限らず、野菜や目玉焼きや白米につけて食べることも。それにも関わらず、日本には韓国人夫をコチュジャンより魅了してしまった調味料があったのです。今回は4つご紹介します!
マヨネーズ
最初はマヨネーズです。韓国でもマヨネーズは浸透しており、サラダのドレッシングや海老マヨのように、料理に加えているレストランも多いです。また、最近韓国で大人気の日本のたこ焼き店には「マヨたこ」といったジャンルもあるほど。
しかし、韓国人夫からすると、日本では意外なマヨネーズの使い方をしており、それがなんとも魅惑的だったよう。例えば、焼きそばとマヨネーズの組み合わせ。そしてゆで卵とマヨネーズ。さらに、スルメを七味とマヨネーズで食べることにも大ハマりしていました。今ではすっかりマヨラー化しています(笑)
もろみ味噌
次に、もろみ味噌です。夫がもろみ味噌と出会ったのは、日本のあるレストランのビュッフェ会場。ご飯のお供として様々な漬物が並ぶ中、もろみ味噌が置いてありました。夫は恐々ともろみ味噌を口にすると、あまりの美味しさにしばらく放心状態に(笑)すぐさまおかわりをし、白米の上に大量にかけて、混ぜながら喜んで食べていました。以来、我が家の冷蔵庫には必ずストックしてあります。
味噌
続いては、味噌です。味噌といっても、厳密には赤味噌ベースのタレのことです。夫は名古屋旅行の際に食べた味噌カツに大感動。それ以来、「あのソースが欲しい。あのソースがないと生きていけない」と懇願され続けました(笑)試しに名古屋名物の「つけてみそかけてみそ」という味噌ダレを購入したところ満足した様子。甘めの味噌ダレは、今ではおでんを食べる時や揚げ物にも欠かせないものになっており、こちらも年中冷蔵庫に入っています。
バター
最後はバターです。バターは調味料と言って良いかわかりませんが、夫が日本で知って大好物になったものです。なぜなら、実家でバターを使って調理したものを食べたことがなかったのです。今でこそ韓国でもバターで野菜をソテーしたり、パスタやシチューを作ることがありますが、それはつい最近のこと。
一方日本では、キノコのバター炒め、じゃがバタ、たらこパスタにバター、釜玉うどんとバターというように、割とバターが身近なレシピに使われていますよね。韓国人夫にとって、バターの風味はなんとも言えない美味しいものに感じるようです。いつもの献立も、バターを少し入れるだけで「シェフの味!」などと絶賛してくれるので助かっています(笑)
このように、日本の調味料が大好きな韓国人夫。韓国に帰省すると真っ赤な料理のオンパレード。それはそれで大満足な様子ですが、いつも数日経つと「もろみ味噌…」「バター…」などと、ため息混じりに日本の調味料を恋しがっているのでした(笑)