ADORも元代表ミン・ヒジンによって“パクリ疑惑”が浮上したアイドルグループILLIT。10月には新曲でカムバックを果たしましたが、新曲チャレンジに参加したのはHYBEアーティストばかりでした。その理由とは?
ミンヒジン騒動に巻き込まれたILLIT
2024年3月にHYBE傘下のBELIFT LABからデビューしたILLIT。
メンバー5人の中にはモカとイロハという、日本人メンバーも2名含まれています。
サバイバル番組『R U Next?』から誕生したILLITですが、デビュー直前にヨンソが脱退。
それでも無事にデビューを果たし、日本では今年5月にファッション&音楽イベント「Rakuten GirlsAward 2024 SPRING/SUMMER」に出演しています。
その一方で、ADOR元代表ミン・ヒジンによって“パクリ疑惑”が提起され、予期せぬ騒動に巻き込まれているILLIT。
ミン・ヒジンは「ILLITはヘアスタイル、メイク、衣装、振り付け、写真の構図、映像、イベント出演まで、すべての領域でNewJeansをコピーしている」と主張し、NewJeansとILLITのファンが対立する事態に発展しています。
ILLITが10月21日に新曲をリリース!
突然の“パクリ疑惑”に負けることなく、2024年10月に新曲「Cherish (My Love)」をリリースしたILLIT。
この曲は2ndミニアルバム『I’LL LIKE YOU』のタイトル曲で、その主人公は“親知らずクラブ”に集まった5人の少女。
少女たちは親知らずを“誰かを愛する心”と表現し、自分の親知らずをお互いに見せ合いながら、恋に落ちた少女のときめきとその過程で経験する感情をユニークに表現しました。
ILLITの新曲チャレンジはHYBEアーティストばかり?
近年、韓国アイドルの間で定番となっている「新曲チャレンジ」。
新曲チャレンジは「ダンスチャレンジ」とも呼ばれ、アイドルが新曲をリリースした際、他のグループのメンバーと共にサビ部分のダンスを踊るというものです。
この様子はTikTokやインスタグラムなどに投稿され、事務所の垣根を超えた交流もファンにとっての楽しみのひとつ!
ILLITはこの新曲チャレンジでLE SSERAFIMやTOMORROW X TOGETHERのヨンジュンと共演し、話題を集めました。
またBOYNEXTDOORのジェヒョンや元NU’ESTのベクホ、&Teamとも新曲チャレンジに挑戦していますが、これらのアイドルは全てHYBE傘下の事務所に所属しているアーティスト。
今回の新曲チャレンジの中でHYBE以外の事務所に所属しているのはBilllieのツキとZEROBASEONEのハンビンのみで、他の事務所に所属するアイドルとの交流はほとんど見られませんでした。
ILLITは他の事務所のアーティストから避けられている?
ファンにとっての楽しみのひとつである新曲チャレンジにおいて、他の事務所に所属するアイドルとの交流がほとんど見られなかったILLIT。
新曲チャレンジは音楽番組収録の際に撮影されることが多いですが、同じ時期にはaespaもカムバックしています。
aespaはTWICEのナヨン、ENHYPENのソンフン、ITZYイェジやリュジン、STAY Cのシウンらと新曲チャレンジを披露。
一方で、ILLITの新曲チャレンジに他の事務所のアイドルが参加しなかった理由として「HYBE内部報告書」が深く関わっているという声も上がっています。
この報告書には他事務所のアーティストの容姿などを誹謗中傷する内容が記されており、HYBEは公式に謝罪を発表。
新曲チャレンジはファンのために“善意”で撮影されるものですが、その影で誹謗中傷が繰り返されていたと考えると、他の事務所のアーティストが共演を避けたくなってしまうのも納得かもしれません。