韓国には「冬こそ食べる」というグルメが存在するのをご存知ですか?もちろん個人差もありますが、韓国人夫や義父母が冬に食べたがるグルメは結構意外?そこで日韓夫婦ライターのクムクムが実際に食べて美味しかった冬のグルメをおすすめのお店とともにご紹介しています!今回はユッケです。
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冬こそ冷麺?韓国人がこぞって食べる意外な冬グルメ!日韓夫婦ライター実食レポ#1
冬こそユッケ?
ユッケとは、韓国語で「生肉のお刺身」のこと。日本では馬刺しやお魚でも生卵と和えたものをユッケと言ったりしますが、韓国では主に牛肉を指すことが多いです。
ではなぜ冬こそユッケなのでしょうか?実は私の周りの韓国の方々、特に年配者は、夏にお刺身やお寿司をあまり食べません。理由は、「当たると怖いから」だそう。つまり、日本だと季節に関係なくお刺身などの生物を食べますが、韓国では冬の方が安心して食べられる、と考えている人が多いように思います。また、体調が悪い時は免疫が低下しているのでユッケは辞めた方が良い、とも聞きます。
ユッケチャメチッ
今回は、韓国人義父がおすすめしてくれて、実際に美味しかったユッケチャメチッというお店をご紹介します。1号店から3号店まであり、今回は広蔵市場(クァンジャンシジャン)にある1号店にお邪魔しました。地下鉄の鍾路5街駅の8番出口を出て徒歩3分くらいです。
メニューは、牛肉のユッケに加えて、牛刺しやユッケ丼、生レバーとセンマイのお刺身、そしてサンナクチという小さなタコ(手長ダコ)のお刺身も。ちなみにサンナクチは切ってもしばらくは動いているので、苦手な方はくれぐれもお気をつけください(笑)
どれも美味しそうで迷います。今回はユッケとサンナクチを合わせたユクタンイ(33000ウォン)、それから生レバーとセンマイのお刺身をハーフで注文(ハーフは8000ウォン)。
まずはユッケだけでパクリ!口の中でとろけます。お次は生卵をユッケに絡めると、甘さが増します。さらに青唐辛子も混ぜて食べればピリリと辛く、これもまた美味。さらにサンナクチと一緒に食べれば、コリコリとした違った食感も楽しめます。
そして無料でついてくる温かい牛肉と大根のスープを飲みながら、ほっと一息。行ったのは平日の13時頃でしたが、全席満員。客層は、地元の方が7割くらい、残りは日本からの観光客の方でした。
次に韓国に行ってもまた必ず食べたいと思う大満足なお店。よかったら行ってみてください。なお、日曜日はお休みです。
ユッケチャメチッ1号店
営業時間:日曜定休 11:00~22:00(14:00から1時間は閉店)
住所:서울특별시 종로구 종로200-4
公式Instagram:@uke.zamezip