世界中で、また韓国でも大人気の日本料理。韓国では次々と新しいお店もオープンしています。日本料理の何が韓国の方を惹きつけるのでしょうか?今回は、韓国人夫を虜にした日本料理を5つご紹介します!
カレーライス
韓国人夫がまず好きになったのは王道のカレーライス。日本のカレーライスは韓国でも大人気で、日本と同じように食べることができます。ご家庭でカレーを作るという方も。しかし実は…あくまで個人的見解ですが、韓国のカレーライスは、日本人の私からすると、なんだか薄味?
来日後、初めて手作りのカレーライスを食べた夫はびっくり仰天!とろみ加減、具の大きさ、色合いに至るまで、全てに感動しながら食べていました(笑)
トンカツ
次にトンカツ。こちらも韓国では知らない人はおらず、月に1度は食べるという方も。韓国人夫も来日前に韓国でよくトンカツを食べていたそう。それでも、韓国人夫が日本のトンカツを愛してやまない理由は、「日本は揚げ加減が最高」だからだとか。
夫曰く、日本のトンカツはジューシーで、脂とのバランスが良く、衣もサクサク。それに比べて韓国のトンカツは「ゴム」のようで「お肉が固くてやりきれない」と泣きそうな表情で話すのです。韓国人夫は義父母や友人が来日する度、必ず家の近所のトンカツ屋に連れて行き、「ね!日本のはゴムみたいじゃないでしょ?」と大きな声で自慢げに熱弁しています(笑)
肉じゃが
続いて肉じゃがですが、韓国ではまだあまりメジャーではありません。夫は元々じゃがいもが苦手だったため、結婚後一度も作りませんでした。ある時、職場の方から「肉じゃがは最高」という噂を聞きつけた夫。リクエストに答えて食卓に出して以来、醤油ベースで作る甘めの味の虜になり、今では夫のお誕生日にも必ず作る定番メニューになりました。
ロールキャベツ
そしてロールキャベツ。家庭料理だからか、夫と出会った10年前、韓国ではまだほとんど知られていませんでした。来日後に初めてロールキャベツを作った日。夫はナイフでつついたり、フォークで刺したり、転がしてみたりしながら、とても不思議そうに「この料理は何?」と大困惑(笑)
実は韓国には、元々はコンソメを使用するレシピはありません。コンソメ味のスープを初めて口にした夫は大喜び!我が家ではロールキャベツをパンと一緒に食べますが、それも気に入った様子。今では欠かせないメニューになっています。
生姜焼き
最後は生姜焼きです。韓国には豚肉を甘辛いコチュジャンベースのソースで炒めたチェユクポックムという料理があります。逆に、醤油ベースの豚肉炒めはなく、生姜の辛みも相まって病みつきになってしまった様子。夫に言われて月に3回は作っている気がします。
このように、日本料理が韓国人夫を日本に繋いでくれている、といっても過言ではないかもしれません。ちなみに、お寿司やラーメン、お好み焼きといった、もっと海外の方が好みそうなメニューには、なぜかあまり関心がありません(笑)