来日後10年以上の韓国人夫ですが、実は日本にある韓国料理店には行きたがりません。その理由をご紹介します。
日本の韓国料理
ここ10年ほどで、日本でも割と本格的な韓国料理が食べられるようになりました。我が家の近所にも、豚の三枚肉の焼肉サムギョプサルやコチュジャンベースのソースを絡めたヤンニョムチキン、トッポッキなどのお店があります。
日本に住む夫にとっては、韓国料理は常に恋しいはず。そこで家でも食卓にキムチを出したり、チゲなどのスープ料理を頻繁に作るなど工夫しています。しかし、韓国人夫は日本では韓国料理をあまり食べたがらないのです。
コチュジャン
その理由を探ってみたところ、どうやら原因はコチュジャンにありました。韓国で生まれ育った夫にとって、コチュジャンはソウルフード。コチュジャンさえあれば、白米を何杯でも食べられるほど。
それにも関わらず、韓国人夫によれば、日本の韓国料理屋で使っているコチュジャンは美味しくないとのこと。なぜなら、ほとんどが中国製らしく、韓国製のものとは味が全く異なるからだそう。日本人にとっては区別が難しくても、韓国人夫にとっては偽物のコチュジャンを使うこと自体が絶対に許せないのだとか。以来、日本でも本場のコチュジャンを使うお店を常に探しています(笑)