所属事務所ADORに対し、元代表ミン・ヒジンの復帰を訴えてきたNewJeans。そしてついに、ADORへ内容証明を送付し「ミン・ヒジンを復帰させなければ専属契約を解除する」という最終通告を行いました。
ミン・ヒジン元代表の復帰を願ってきたNewJeans
今年5月から、親会社であるHYBEと法的紛争を続けているミン・ヒジン。
8月にはADORの代表取締役を解任され、10月に開かれたADORの理事会においても代表取締役再選任案が否決されています。
一方、NewJeansのメンバーたちは一連の騒動が起こった後も、変わらずにミン・ヒジンを支持する声明を発表。
9月にはYouTubeの緊急生配信を通じ、ミン・ヒジンの代表復帰と共に「本来のADORに戻してほしい」と訴えていました。
NewJeansがADORに最終通告！
11月13日（水）、NewJeansのメンバー5人は連名でADORに内容証明を送付。
メンバーたちはこの内容証明を通じて「ADORが是正要求を受け入れなければ、専属契約を解除する予定であることを知らせる」とし、「14日以内に専属契約の重大な違反事項をすべて是正せよ」と要求しています。
また「現在、NewJeansメンバーの家族や親戚、知人に関連する根拠のない噂が広まっているが、NewJeansはこれらの噂とは一切関係がない」とし「虚偽の内容を広め、NewJeansに危害を加える者がいる場合、断固として対応する」と付け加えました。
これに対し、ADORは「内容証明をまだ受け取っていないので、何も答えることはない」とコメントしています。
NewJeansの契約解除による違約金は？
ADORは今年10月に開かれた理事会の中で、ミン・ヒジンの代表取締役再選任案を否決。
そのため、今回もNewJeansが提起した要求には応じないと推測されており、“円満な契約終了“ではなく、“一方的な契約解除”になる可能性が高いと考えられています。
メンバーたちは、ADORが要求を受け入れない場合に「専属契約を解除する予定」としていますが、その場合は契約書で定められた違約金を支払う必要が…。
2022年にデビューしたNewJeansの契約（7年）は2029年まで残っている状況で、推定の違約金金額は約3,000億ウォン（約310億円）と報道されています。
またADORとの専属契約を解除した場合、出演しているCMや予定されていたコンサートなどが中止になる可能性がある他、裁判になった場合は一定期間活動ができない恐れもあります。
韓国ではNewJeansを応援する声が多数！
今回、ADORに内容証明を送付し、最終通告をおこなったNewJeans。
これに対し、韓国のファンからは「独立して頑張って欲しい」「ミン・ヒジンと一緒なら、またやり直せる」と、メンバーたちを応援する声が多数上がっています。
またHYBEによる内部文書の中に、パン・シヒョクの「New（NewJeans）を捨てて、新しい構想を立てればいい」という発言があったことから、多くのファンは「HYBEと手を組んでいるADORとは、さっさと縁を切るべき」と反応。
一方、ADORとNewJeansが法廷争いを繰り広げた場合、グループ名が使用できなくなる可能性があり、先行きを不安視する声も上がっています。
