実は、現在世界に羽ばたいている人気アイドルの中に、デビュー前は将来有望だったアスリートの過去を持つ方々がいます。県大会優勝、国家代表、アジア大会優勝など…アイドルでなかったら、アスリートとして世界で活躍していたかもしれません。今回は、将来有望のスポーツ選手だったアイドルを5名ご紹介します。
【フェンシング】GOT7 ジャクソン
2014年、アイドル事務所JYPエンターテインメントからデビューした「GOT7(ガットセブン)」のメインラッパー・ジャクソン!香港出身で、現在は中国に個人事務所「TEAM WANG」を設立し、中国を中心にソロ活動を行っています。
父親は、国家代表の元フェンシング選手でアジア大会金メダリスト。母親は、世界選手権の金メダリスト元体操選手。スポーツ一家に生まれたジャクソンは、父親と同じ競技フェンシングをはじめ、才能を開花させます。フェンシング世界ランキング11位、アジア大会金メダルと素晴らしい功績を残しています。
しかしアスリートとしてオリンピックを期待されている時、JYPからスカウトされました。韓国で歌手になりたかったジャクソンは、父親からの条件「アジア1位」を見事に達成し、アスリート人生を捨ててアイドルの道へ。現在は、アイドルとして世界を股にかけています。
【フィギュアスケート】ENHYPEN ソンフン
2020年、アイドル事務所”HYBE”から「ENHYPEN(エンハイプン)」としてデビューしたソンフン。実は、フィギュアスケート選手としても活動していました。
9歳からフィギュアスケートをはじめ、2015年シーズンの初心者上級者国際大会で優勝。その後、2016年シーズンでは国際ジュニアデビューを果たしました。そこからは国家代表として、国際大会に出場し、アジアフィギュア杯で銀メダルなどの功績を残しています。
BTSに憧れてアイドルへの夢を抱いたソンフンは、2019年からの2年間はアイドル練習生とフィギュアスケート選手を両立していました。フィギュアスケートを辞めていなかったら、世界選手権などでソンフンをテレビの前で眺めていた日があったかもしれません!
【スピードスケート】NCT DREAM ジェミン
2016年、ジェミンは高校1年生の若さで、大手アイドル事務所SMエンターテイメントから「NCT DREAM(エヌシーティー ドリーム)」としてデビューをしました。2015年から公開練習生として定期的にステージに立ったりと、先ほど紹介した2名よりもデビューした年齢がかなり若いです。
事務所からスカウトされる前、ジェミンはスピードスケート ショートトラック選手として活躍。全国2位の成績を残すなど、かなりスポーツ選手として有望でした。成長してどのようなアスリートになっていたかわかりませんが、ジェミンのスピードスケート姿は絶対にかっこよかったに違いない…!
【クラシックバレエ】LE SSERAFIM カズハ
2022年、アイドル事務所HYBEから女性グループ「LE SSERAFIM(ルセラフィム)」としてデビューをしたカズハ。大阪生まれで、3歳頃からクラシックバレエとコンテンポラリーダンスを習いはじめます。
数々のコンクールで優秀な成績を残し、中学生になってからロシアのボリショイアカデミーや、イギリスのロイヤルバレエスクールで海外研修を受けます。2020年、オランダ国立バレエアカデミーにバレエ留学。デビュー前までバレリーナとして華やかな舞台で踊っていました!
留学中にこれからのバレエ人生に悩んだカズハは、2021年HYBE主催のオンラインオーディションに参加し、見事合格。準備期間わずか11ヵ月半で、LE SSERAFIMとしてデビューを飾りました!元バレリーナだったカズハだからこそ出来るダンスが取り入れられているので、注目して見てみてください!
【フロアボール】ITZY ユナ
2019年、大手所属事務所JYPエンターテイメントから「ITZY(イッチ)」の末っ子としてデビューしたユナ。小学4年生からフロアボールをはじめ、数々の成績を残しています。
日本ではあまり聞き馴染みのないスポーツ「フロアボール」ですが、陸上ホッケーやアイスホッケーにとても似ています。スティックを使ってプラスチック製のボールを相手ゴールに入れて競い合う団体競技です。
ユナは市内大会、県大会で1位の成績を残し、全国大会にも出場しています。ファンの間で“人間版バービー”と称されるほど隙のない美貌を持つユナは、フロアボール協会が公開した大会の写真で大きく話題になったそう。ユナのおかげで「フロアボール」を、知ってもらうきっかけになったみたいです。
▼壮絶なオーディション番組からデビューを掴んだアイドルまとめ