韓国オタクが説明する韓国史、第6弾です。今回は統一新羅に続き、高麗時代について説明します。韓国では「コリョ」と発音し、日本では「高麗(こうらい)」と呼ばれる時代です。

こんにちは。長距離恋愛を乗り越え、日本の大学を卒業後すぐに韓国へやってきた在韓5年目のライターHAZUKIです。韓国では日本語教師として働きながら、韓国人夫と猫と暮らしています。
今回は「高麗時代」について説明します。「高麗」と聞くと「高麗人参」を想像される方もいらっしゃると思いますが、その高麗です。
●韓国史【5】はこちら
高麗時代とは
新羅が三国統一を果たした後、後高句麗と後百済が分裂し、また3つの国が現れました。その三国を統一したのが高麗の王、テジョ王です。コリョは仏教を国教とすることで民族を統一し、それぞれの国の王女と結婚することで国力を固めました。高麗は500年続く国になります。
この時代を学べるドラマ
고려거란전쟁/高麗契丹戦争

ちょうど今Netflixでも放送されている高麗時代を背景にした大河ドラマです。高麗の皇帝、ヒョンジンと皇帝の師匠であるカン・ガムチャン将軍の物語が契丹(きったん)との戦争を遠して描かれています。契丹は今の中国の北東部あたりに位置しモンゴル系民族によって構成されています。
韓国のNetflixでランキングが1位で私のおすすめに上がってきて、最近知りました。現在日本語字幕がないので少し難しいかもしれませんが、以前私が紹介したNetflixに二重字幕、自動字幕をつける方法を利用すれば少しは楽に見れるかと思います。
この時代の有名なもの
この時代は仏教を国教にしただけあって寺や仏像などが有名です。また高麗時代に磁器の技術が発展し、有名な作品も多く残されています。周りの韓国人に「高麗と言えば何が有名か」と聞いてみたところ、戸籍関連文書が有名だと話してくれました。現在残っている物の中で世界最古の戸籍関連文書です。中央博物館に詳しい説明と写真があったので載せておきますね。
韓国人のこの時代への印象
この時代は激動の時代にも関わらず仏教関連のものが多いこと、王が多くややこしいことでこれもまたテストにでると嫌われる時代に入ってしまいます。私もこの時代のことは勉強したけどあまり覚えていないです。Netflixの高麗契丹戦争を見ながらもう一度復習してみようと思います。